2006年 08月 24日
井戸騒動顛末記 |
しばらく「八ヶ岳作戦」の更新をしていませんでした。実は大事件発生!だったんです。
起の巻
事の発端は、建築事務所が建築許可の申請を出しに役場に行ったときのこと。
すでに掘ってしまった井戸の掘削許可が出ていない! 申請さえしていない! ということが発覚したのです。
そう。井戸堀業者が許可とる前に掘っちゃったんですね。
私たちが署名捺印した申請書も、近隣の土地の権利者からいただいた同意書も、掘削業者にはとっくに渡してあったのに!
しかも! 掘った場所は村の条例上、掘ってはいけない場所だったということが判明してしまったのです。
承の巻
役場の係の方と、相方T、建築事務所、そして井戸掘業者の立ち会いで、現地を確認。
掘った井戸は埋め、村の水道を使わなければいけないことになってしまいました。
はぁ……。八ヶ岳のおいしい水は幻だったのね。トホホ……。
すべては申請を出さず、許可が出る前に掘ってしまった業者の責任だ、ということは、本人以外のすべての人が認めるところです。
が、「お前がこのへんに掘ってくれと言うから掘ったんだぞ。訴えてやる」と逆ギレする井戸掘業者。
転の巻
こうなったら、1日も早く井戸を埋めなければなりません。そうしないと建築許可もおりないし……。
問題が発覚する前に、井戸の掘削代金を払ってしまった私たちは、その代金も返してもらわなければなりません。
が、ラチがあきません。井戸掘業者の携帯電話に電話をすると、絶対に出てくれないし、事務所に電話をすると奥さんが出るのだけど、いつ電話しても「主人は留守です」。絶対に電話をくれるようにと、何度伝言を残しても電話はかかってきません。
役場からは「その後いかがですか?」と問い合わせが来ちゃうし……。
胃が痛くなるような日々が続きました。
結の巻
もうガマンの限界です。
司法書士さんに相談し、その後の対応をお任せしました。
書士さんから、「井戸を埋めること、代金を返金すること。誠意のある対応をしない場合は法的手段に訴えます」という旨の内容証明郵便を出してもらいました。
するとさすがにビビッたのか、井戸はサクッと埋めて、代金の半分が返還されました。
が、しかし……。井戸を埋める際には役場に連絡して、立ち会いの上で埋めるように、といわれていたのに、勝手に埋めやがった!
ある土曜日の夜、相方Tが現場に行ったところ、井戸が忽然となくなっていたのです。
役場に電話をしたところ、役場の方もびっくりしていました。
でも、「村としてはもうこれでいいことにしますから」とありがたいお言葉。どうやら役場の方も同情してくれているらしい……。
代金の件は「半分じゃ通らないでしょ。もうちょっと交渉してみましょう」と司法書士さん。あとは少しでも多くお金が戻ってくるのを祈るのみです。
ともあれ、ここまでこぎ着けてやれやれでした。
教訓
田舎の業者を簡単に信用してはいけない。
……こんなんでいいのかぁ! なんか哀しいぞ!
起の巻
事の発端は、建築事務所が建築許可の申請を出しに役場に行ったときのこと。
すでに掘ってしまった井戸の掘削許可が出ていない! 申請さえしていない! ということが発覚したのです。
そう。井戸堀業者が許可とる前に掘っちゃったんですね。
私たちが署名捺印した申請書も、近隣の土地の権利者からいただいた同意書も、掘削業者にはとっくに渡してあったのに!
しかも! 掘った場所は村の条例上、掘ってはいけない場所だったということが判明してしまったのです。
承の巻
役場の係の方と、相方T、建築事務所、そして井戸掘業者の立ち会いで、現地を確認。
掘った井戸は埋め、村の水道を使わなければいけないことになってしまいました。
はぁ……。八ヶ岳のおいしい水は幻だったのね。トホホ……。
すべては申請を出さず、許可が出る前に掘ってしまった業者の責任だ、ということは、本人以外のすべての人が認めるところです。
が、「お前がこのへんに掘ってくれと言うから掘ったんだぞ。訴えてやる」と逆ギレする井戸掘業者。
転の巻
こうなったら、1日も早く井戸を埋めなければなりません。そうしないと建築許可もおりないし……。
問題が発覚する前に、井戸の掘削代金を払ってしまった私たちは、その代金も返してもらわなければなりません。
が、ラチがあきません。井戸掘業者の携帯電話に電話をすると、絶対に出てくれないし、事務所に電話をすると奥さんが出るのだけど、いつ電話しても「主人は留守です」。絶対に電話をくれるようにと、何度伝言を残しても電話はかかってきません。
役場からは「その後いかがですか?」と問い合わせが来ちゃうし……。
胃が痛くなるような日々が続きました。
結の巻
もうガマンの限界です。
司法書士さんに相談し、その後の対応をお任せしました。
書士さんから、「井戸を埋めること、代金を返金すること。誠意のある対応をしない場合は法的手段に訴えます」という旨の内容証明郵便を出してもらいました。
するとさすがにビビッたのか、井戸はサクッと埋めて、代金の半分が返還されました。
が、しかし……。井戸を埋める際には役場に連絡して、立ち会いの上で埋めるように、といわれていたのに、勝手に埋めやがった!
ある土曜日の夜、相方Tが現場に行ったところ、井戸が忽然となくなっていたのです。
役場に電話をしたところ、役場の方もびっくりしていました。
でも、「村としてはもうこれでいいことにしますから」とありがたいお言葉。どうやら役場の方も同情してくれているらしい……。
代金の件は「半分じゃ通らないでしょ。もうちょっと交渉してみましょう」と司法書士さん。あとは少しでも多くお金が戻ってくるのを祈るのみです。
ともあれ、ここまでこぎ着けてやれやれでした。
教訓
田舎の業者を簡単に信用してはいけない。
……こんなんでいいのかぁ! なんか哀しいぞ!
by chiharu-N413
| 2006-08-24 23:50
| 八ヶ岳作戦