2006年 05月 22日
祝!團十郎さん復活! 団菊祭五月大歌舞伎昼の部 |
歌舞伎座に行ってきました。怒濤の歌舞伎鑑賞月間の締めは、団菊祭五月大歌舞伎昼の部、團十郎さんの復活です。
まず、「江戸の夕映え」。 松緑、海老蔵、菊之助に、松也、右近も加わって、団菊門下の若手が勤めます。大仏次郎原作。江戸から明治へと、侍が侍ではいられなくなる時代に、不器用に生きた武家の物語。人情味あふれるよいお話しでした。
「雷船頭」は、松緑と右近の踊りもの。雷に扮した右近くん、しばらく見ない間に大きくなったなぁとびっくり。でも、「名子役」といわれた踊りの天才ぶりは健在でした。
そして、待ってました!「外郎売」。團十郎さんの復活狂言です。揚げ幕の向こうから、團十郎さんの独特の声が聞こえてきた瞬間から、ワクワクしっぱなし。「とざい東西~」の声がかかって口上がはじまるあたり、鳥肌がたちました。絢爛豪華できらびやかな舞台、立て板に水のごとく早口言葉を披露する懐かしい團十郎節が嬉しかったなぁ。
そして、「権三と助十」。菊五郎さんお得意の世話物です。ちょっと情けないんだけど憎めない、こんな世話物の菊五郎さんが、私は大好き。今回は三津五郎さんの助十に、左団次さんの大家と、芸達者が揃って、江戸の裏長屋の空気が伝わってくるようでした。長屋の女房の時蔵さんもいい味出してたなぁ。
そうそう。幕切れ間際、左団次さんが「彦三郎」というところを間違えて「助三郎」と言ってしまって、場内大爆笑。舞台の上の役者さんたちも吹き出してました。そんなご愛嬌が憎めない、楽しくてよい芝居でした。……左団次さんの水戸黄門、きっと似合うだろうなぁ。
まず、「江戸の夕映え」。 松緑、海老蔵、菊之助に、松也、右近も加わって、団菊門下の若手が勤めます。大仏次郎原作。江戸から明治へと、侍が侍ではいられなくなる時代に、不器用に生きた武家の物語。人情味あふれるよいお話しでした。
「雷船頭」は、松緑と右近の踊りもの。雷に扮した右近くん、しばらく見ない間に大きくなったなぁとびっくり。でも、「名子役」といわれた踊りの天才ぶりは健在でした。
そして、待ってました!「外郎売」。團十郎さんの復活狂言です。揚げ幕の向こうから、團十郎さんの独特の声が聞こえてきた瞬間から、ワクワクしっぱなし。「とざい東西~」の声がかかって口上がはじまるあたり、鳥肌がたちました。絢爛豪華できらびやかな舞台、立て板に水のごとく早口言葉を披露する懐かしい團十郎節が嬉しかったなぁ。
そして、「権三と助十」。菊五郎さんお得意の世話物です。ちょっと情けないんだけど憎めない、こんな世話物の菊五郎さんが、私は大好き。今回は三津五郎さんの助十に、左団次さんの大家と、芸達者が揃って、江戸の裏長屋の空気が伝わってくるようでした。長屋の女房の時蔵さんもいい味出してたなぁ。
そうそう。幕切れ間際、左団次さんが「彦三郎」というところを間違えて「助三郎」と言ってしまって、場内大爆笑。舞台の上の役者さんたちも吹き出してました。そんなご愛嬌が憎めない、楽しくてよい芝居でした。……左団次さんの水戸黄門、きっと似合うだろうなぁ。
by chiharu-N413
| 2006-05-22 21:51
| 歌舞伎