2006年 05月 05日
葡萄の苗植え |
実家で弟が葡萄の苗を育てる仕事をしています。ちょうどゴールデンウィークの頃に畑の土に植えて11月頃まで育てます。で、ゴールデンウィークには、私も苗植えのお手伝いに駆り出されるのですが……いやはや、これがなかなかの重労働なんです。
まずはこの写真。まだ何もしてない畑の様子です。
葡萄って、接ぎ木で増やすの、知ってました? 種類の違う2種類の葡萄の枝を継いで、芽と根を出させるところまでは、苗屋さんの温室で。木箱に250本ぐらいずつ入ってやって来ます。
苗を木箱からはずし、1本ずつチェック。余計なところから出ている根や、すでに二股に分かれた「孫芽」が出ている場合はここで切っちゃいます。まっすぐ1本茎が伸びた状態に育てなければいけないので。さらに、この段階で、根と芽が出そうもない子ははね出されてしまいます。
元気のいい子を選んで、土に植えるスタンバイができたところ。これはデラウェアという種類。昔からある、赤くて小さな種なし葡萄です。今年は他に、シャルドネというワイン醸造用の葡萄も多かったな。中にはバナナとか、ルビーとか、ウィンクとか。どんな実がなるのか想像もできない品種もあってびっくりします。
苗を植えるための溝を掘ります。曲がらないように紐でガイドラインを引いて、まずは機械で一度堀り、その後、鍬を使って溝を整えます。
溝に枕木のような道具を置き、その上に苗を1本ずつ、10センチ間隔ぐらいで並べ、根元に土をかけます。私の出番はこのへんから。ずっとしゃがんだまま横に移動していくので、太股パンパンです。
1列並べ終わったら、根元あたりにたっぷり水をかけ、さらに鍬で土を盛ってから、枕木をググッと起こします。起こした後にさらに土をかけて苗を安定させます。このへんでつらいのは鍬で土を盛るあたり。弟は軽々簡単にやっているように見えるのですが、やってみるとものすごく難しい。おまけに腰と腕がメチャメチャ痛くなって泣けてきます。
1列起こし終わったら、根元に肥料をまいてから、さらに土を盛ります。この作業も1度目は機械で。写真は機械で土を盛り終えたあたり。まだ苗の頭の方はむき出しの状態です。
機械で土を盛った後、スコップを使ってさらに土を盛り、苗の頭しか見えない状態にします。接ぎ木をした継ぎ目が乾いてはいけないからだそうです。苗木は生まれたばかりの赤ちゃんなので、首まで布団をかけて大事にしてあげないといけないのね、と、優しい気持ちにはなるものの、このスコップの作業もそりゃあもう重労働。腰がミシミシいいそうな勢いです。
この作業を繰り返して、何もなかった畑がここまで埋まったのは5月5日夕方のこと。作業はまだまだ続くのですが、私のお手伝いはここまでとなりました。
まずはこの写真。まだ何もしてない畑の様子です。
葡萄って、接ぎ木で増やすの、知ってました? 種類の違う2種類の葡萄の枝を継いで、芽と根を出させるところまでは、苗屋さんの温室で。木箱に250本ぐらいずつ入ってやって来ます。
苗を木箱からはずし、1本ずつチェック。余計なところから出ている根や、すでに二股に分かれた「孫芽」が出ている場合はここで切っちゃいます。まっすぐ1本茎が伸びた状態に育てなければいけないので。さらに、この段階で、根と芽が出そうもない子ははね出されてしまいます。
元気のいい子を選んで、土に植えるスタンバイができたところ。これはデラウェアという種類。昔からある、赤くて小さな種なし葡萄です。今年は他に、シャルドネというワイン醸造用の葡萄も多かったな。中にはバナナとか、ルビーとか、ウィンクとか。どんな実がなるのか想像もできない品種もあってびっくりします。
苗を植えるための溝を掘ります。曲がらないように紐でガイドラインを引いて、まずは機械で一度堀り、その後、鍬を使って溝を整えます。
溝に枕木のような道具を置き、その上に苗を1本ずつ、10センチ間隔ぐらいで並べ、根元に土をかけます。私の出番はこのへんから。ずっとしゃがんだまま横に移動していくので、太股パンパンです。
1列並べ終わったら、根元あたりにたっぷり水をかけ、さらに鍬で土を盛ってから、枕木をググッと起こします。起こした後にさらに土をかけて苗を安定させます。このへんでつらいのは鍬で土を盛るあたり。弟は軽々簡単にやっているように見えるのですが、やってみるとものすごく難しい。おまけに腰と腕がメチャメチャ痛くなって泣けてきます。
1列起こし終わったら、根元に肥料をまいてから、さらに土を盛ります。この作業も1度目は機械で。写真は機械で土を盛り終えたあたり。まだ苗の頭の方はむき出しの状態です。
機械で土を盛った後、スコップを使ってさらに土を盛り、苗の頭しか見えない状態にします。接ぎ木をした継ぎ目が乾いてはいけないからだそうです。苗木は生まれたばかりの赤ちゃんなので、首まで布団をかけて大事にしてあげないといけないのね、と、優しい気持ちにはなるものの、このスコップの作業もそりゃあもう重労働。腰がミシミシいいそうな勢いです。
この作業を繰り返して、何もなかった畑がここまで埋まったのは5月5日夕方のこと。作業はまだまだ続くのですが、私のお手伝いはここまでとなりました。
by chiharu-N413
| 2006-05-05 21:17
| よもやま話